多くの皆さんがマンションを購入される際、「ライフスタイルに合っているか」、「予算内に収まるか」等を考慮し、実際に目で見て確かめ、購入されると思います。 では振り返って自主管理をされている管理組合の皆さんが、 建築設備の維持管理(メンテナンス)業書を選定される際はどうでしょうか。
メンテナンス業務の目的は、法律に要請される機能を維持させること同時に、管理組合の予算内で、
皆さんの望みに出来るだけ近い形で、マンションの機能を長期間にわたり維持するという目的があります。つまり、メンテナンス業務の成果は、
マンションの寿命を全うした時にはじめてその良し悪しを確認できるものなのです。
これと同じように、購入の際に確認することが出来ないものとして“注文建築”があります。
購入者は適切に設計及び施工業者を選定し、自らが望む建築物を得なければなりません。また、
設計・及び施工業者は、依頼者の予算内で、その希望に出来るだけ添うように設計し、建築しようと努力します。
建築設備メンテナンス業務は、“注文維持管理業務”です。“注文建築”と同様に、事前に確認して購入することが出来ません。
繰り返しになりますが、その目的は、予算内で、出来るだけ望み通りの機能を維持し寿命を全うさせることです。
ここで皆さんはどの用にメンテナンス業者を選定すればよいのか疑問に思われたかもしれません。
メンテナンス業務は“注文維持管理業務”です。その業者が皆さんの思いをどこまで把握し、
その思いをメンテナンスの仕様に反映させているかを確認してみてください。
建築の設計に法律・材料・施工等の知識が必要であるように、メンテナンス仕様の設計にも法律・材料の劣化・点検方法、 さらには建物の寿命を出来るだけ延ばすための知識が必要です。 【アクセス】はこれまで20年以上にわたり、現場レベルで建物・設備の維持管理業務に携わってきました。 そしてこれからは新たな取り組みとして、その経験で得た知識をもとに合理的で効率のよいメンテナンスを常に模索し、 自主管理されている管理組合さんのために生かしてゆきたいと考えています。